以下は、地域包括支援センターのスタッフやケアマネージャーの方々にアンケートを行い、特性を持っていることが想定される利用者やそのご家族の方に対して、日頃、行っている対応において有効と考えられているものをまとめたものです*。お気づきのことがありましたら、ご意見・ご指摘を頂ければ幸いです。
*(高齢期の発達障害が想定される事例を提示して、その方に対して有効と思われる対応方法について書き出して頂きました)
伝え方
- 曖昧な状況が苦手なことがあります。そのため、具体的かつ端的に伝えるように心がけると良いようです。
- イラストや図などを用いて視覚的に示すことも有効かもしれません。
かかわり方
- ご自身のペースが乱されることが苦手なようです。そのため対応する側もパターン化することが有効なようです。
- 支援者側で対応が異なると混乱の原因となるようです。そのためにも足並みを揃えた対応が大切です。
- 音や光に対する「感覚過敏」がある方もいます。話し声を含めた音の大きさや、居室の明るさなどにも配慮が必要です。
向き合い方
・特性がある方に限ったことではありませんが、人となりを理解した上で、尊重し支持的に対応することが大切です。