投稿者「緑川 晶」のアーカイブ

総説「発達障害と認知症」が掲載されました。

医学書院が刊行する雑誌(BRAIN and NERVE)に総説「発達障害と認知症」が掲載されました。詳細は以下の通りです。
BRAIN and NERVE-神経研究の進歩 67巻9号:125-132,2015

研究成果が掲載されました。

博士課程修了生の花塚優貴さん(現 中央大学人文科学研究所 客員研究員)の研究成果が、動物園水族館雑誌に掲載されました。詳細は以下の通りです。
<論文タイトル>
認知エンリッチメントツールとしての iPad の利用可能性
スマトラオランウータンを対象とした事例研究
<掲載誌>
動物園水族館雑誌 Jour.Jpn.Assoc.Zoo.Aqu.,56(3):71-79,Jul.2015
<要約>
スマトラオランウータン 1 頭を対象とし、iPad の認知エンリッチメントのツールとしての利用可能性を検討した。室内放飼場兼寝部屋内にiPad を設置し、描画アプリケーションとインターネット電話アプリケーションに対する反応を記録した。その結果、描画アプリケーションでは、指や上唇を用いて線や点を描画する行動が確認された。またインターネット電話アプリケーションにおいては、担当飼育員に対して非担当飼育員よりも長い注視反応が見られた。また担当飼育員にのみ 上唇で画面に触れるという行動も観察された。さらにiPad を操作できるよう要求するような行動が認められた。以上の結果から、iPadはオランウータンの認知エンリッチメントのツールとして有用であることが確認された。
 

霊長類学会大会にてポスター賞を受賞しました。

去る2015年7月18日~20日に京都大学で開催された第31回日本霊長類学会大会において、大学院修了生の花塚優貴さんが「優秀ポスター賞」を受賞しました。受賞をお祝いするとともに、今後のさらなる活躍を期待しています。
〇日本霊長類学会・優秀ポスター賞
花塚優貴(中央大学人文科学研究所 客員研究員・中央大学文学部 兼任講師)
発表演題「オランウータンは遅延呈示される自己像を認識できるか?」
http://primate-society.com/happyou10.html

国際会議で発表しました。

オーストラリア・シドニーで2015年7月1日~4日に開催されたThe 5th INS/ASSBI Pacific Rim Conference(第5回 国際神経心理学会・オーストラリア脳損傷学会共催の環太平洋学会)において、研究室から博士後期課程の斎藤さん、糸井さん、弘光君が発表しました。発表演題は,それぞれ以下の通りです.

  • The case of category specific anomia during awake surgery in the right frontal lobe
    Saito, Shoko; Itoi, Chihiro; Hiromitsu, Kentaro; Yamada, Ryoji; Shinoura, Nobusada and Midorikawa, Akira
  • The personality changes by removal of the acoustic nerve tumour
    Itoi, Chihiro; Hiromitsu, Kentaro; Saito, Shoko; Yamada, Ryoji; Shinoura, Nobusada and Midorikawa, Akira
  • A case of touch-color synesthesia elicited by deficit in the left medial parietal lobe
    Hiromitsu, Kentaro; Itoi, Chihiro; Saito, Shoko; Yamada, Ryoji; Shinoura, Nobusada; Midorikawa, Akira

2015-07-04 08.40.24

ゼミの活動でパンフレットを作成しました。

2014年度の3年生のゼミ活動の一環で、「高次脳機能障害の方へ〜当事者とそのご家族の方へ〜」と題したパンフレットを作成しました。高次脳機能障害の方々にとって利用可能な地域の社会的な資源について紹介したものとなっています。ご協力を頂いた施設の方々をはじめ、当事者やご家族の方々、本当にありがとうございました。
2015-03-16 17.41.21
 
実際のファイルはこちらからダウンロードしてください(7.8MB)。両面印刷の上、中とじでご利用ください。尚、記載されている情報は2014年3月現在のものとなっております。

論文「認知症と芸術能力」が発刊されました。

科学評論社の雑誌、神経内科 第82巻第2号に、「認知症と芸術能力」(2015年2月発行、p.203-208)が発刊されました。
 

講演会を行いました。

2015年2月28日に開催された第9回 横浜リハビリテーション研究会にて、特別講演「高次脳機能障害に対する神経心理学的アプローチ」を行いました。

「こころの時間学」領域会議に参加しました。

兵庫県にある淡路夢舞台にて、2015年1月31日(土)~2月2日(月)、2014年度第二回領域会議が開催され、研究室からは緑川の他、4人の院生が参加しました。2015-01-31 19.13.18

博士学位(甲)請求論文の最終試験が実施されます。

研究室に所属する花塚優貴君の博士学位(甲)請求論文の最終試験が下記の日程で開催されます(公開)。傍聴を希望される場合は、直接会場までお越し下さい。【事前申込不要】
日時:2015年1月19日(月) 14:00~
場所:中央大学1号館4階 1408号室
博士学位請求論文申請者:花塚 優貴 氏(中央大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程4年)
論文題名:オランウータンにおける社会的行動・認知に関する心理学的研究
審査委員:(主査)緑川 晶、(副査)山口 真美 先生(文学部教授)、田中 正之 先生(京都大学野生動物研究センター/京都市動物園 生き物・学び・研究センター 特任教授)

ゼミの学生が、高次脳機能障害小金井友の会(いちごえ会)の第8回交流会に参加しました。

12月21日に実施された「いちごえ会 第8回 交流会」にゼミから教員と3年生と4年生が参加し、楽しいひとときを過ごすことができました。関係者の皆さま本当にありがとうございました。
2014-12-21 14.36.56当日の詳細はこちらをご覧下さい。