投稿者「Midorikawa」のアーカイブ

論文が刊行されました。

大学院博士課程の越智さんの論文が、Frontiers in Psychology誌に掲載されました。
Ochi R and Midorikawa A (2021) Decline in Emotional Face Recognition Among Elderly People May Reflect Mild Cognitive Impairment. Front. Psychol. 12:664367. doi: 10.3389/fpsyg.2021.664367

JKA助成事業の成果報告を行いました

重宗弥生,ギャンブラーの報酬/罰刺激に対する鋭敏性:視線計測と瞳孔径からの検討,公開研究会「過敏性の科学−光・音からギャンブルまで−」,2021年2月23日

重宗弥生,ギャンブル依存における報酬/罰関連刺激に対する鋭敏さの検討,理工学研究所・研究開発機構 研究発表会,2020年11月27日

人事異動

  • 研究室の研究員(機構助教)だった重宗弥生さんが、東北福祉大学の准教授として転出されました。ご栄転おめでとうございます。
  • 2020年度に博士課程を修了した糸井千尋さんが、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の流動研究員として採用されました。おめでとうございます。
  • 修士課程の日野由貴さんが大学院を修了し、齋藤森さんが大学院修士課程に入学となりました。おめでとうございます。

保護中: ゼミ論集が刊行されました(限定公開)。

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2020年度の卒業式と学位授与式が開催されました。

2021年3月25日、今年度は、新型コロナウイルス感染症への対応のため、変則的な実施形態となりましたが、卒業式と学位授与式が開催されました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

大学院博士学位授与式が開催されました。

2021年3月17日(水)に、2020年度の中央大学大学院博士学位授与式が開催されました。研究室からは、糸井千尋さんの学位(心理学)が授与されました。おめでとうございます。

「神経・生理心理学」が刊行されました。

第3章「神経心理学の方法論」を分担執筆した「神経・生理心理学」が遠見書房より刊行されました。

有斐閣より「現代心理学辞典」が刊行されました。

項目執筆した「現代心理学辞典」が有斐閣より出版されました。

シンポジウムを開催しました。

オンライン・シンポジウムが開催され、研究室からは重宗弥生さんが発表しました。シンポジウムの詳細は次の通りです。


日時:2021年2月23日(火)14:00~17:15
場所:オンライン会議システム(Zoom)
主催:課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業 領域開拓プログラム 「脳機能亢進の神経心理学によって推進する「共生」人文社会科学の開拓」
共催:人文科学研究所 研究会チーム「高次脳機能の総合的理解」/ 科学研究費基盤研究(A)過敏性を通じた発達障害や認知症の連続的理解


講師: 熊谷 恵子 氏(筑波大学人間系教授)
テーマ:「光の過敏症(アーレンシンドローム)と発達障害」
要旨: 本のページがまぶしくて文字がよく見えない、文字が動くなどから、 読み書きが極端に困難である子どもたちがいる。これらの子どもたちは 読み書き障害という言葉でひとくくりにされてきたが、光の過敏症である 子どもたちも存在することが明らかになってきた。光の過敏症とそれらの 子どもたちへの対応について説明する。

講師: 辰元 宗人 氏(獨協医科大学病院医療安全推進センター教授)
テーマ:「片頭痛と光環境」
要旨: 片頭痛患者は随伴症状として光過敏を有することがあり、日常生活に支障を きたすこともある。これまで、光が片頭痛の誘発因子となることはわかっているが、 片頭痛患者にとって望ましい光環境は知られていない。そこで、本研究会では、 光と片頭痛の最近の知見を紹介し、片頭痛患者にとって最適な光環境を提案 していきたい。

講師: 石川 智治 氏(宇都宮大学工学部准教授)
テーマ:「片頭痛患者の音に対する心理生理反応~診断や治療を見据えて~」 要旨: 片頭痛患者の音に対する快不快評価等の心理反応や脳活動等の生理反応を明らかに することは、片頭痛誘因及び発作メカニズム解明や、片頭痛診断及び治療への 応用が期待できる。本講演では、片頭痛患者と健常者の心理反応等の比較から、 片頭痛患者が快・不快に感じる生活音やその音響的特徴等の研究成果を中心に 紹介する。

講師: 重宗 弥生 客員研究員(中央大学研究開発機構 機構助教)
テーマ:「問題ギャンブラーの報酬/罰刺激に対する鋭敏性:視線計測と 瞳孔径からの検討」 *
要旨: 近年、特定複合観光施設区域整備法(IR法)の施行に伴い、ギャンブルも含めた 依存症への対策が求められている。しかしながら、ギャンブル依存の病態には まだ不明な点が多いのが現状である。本講演では、問題ギャンブラーの ギャンブル課題中の注視と瞳孔径について検討することで、ギャンブル依存の 病態に迫る。

*この研究はJKAの競輪の補助金によって実施されました。