公開研究会を開催しました。

2021年2月10日(水)18:30-20:00にWEB会議システムを用いて、以下の研究会を開催しました。
演 者:井手 正和 氏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所研究員)
演 題:自閉スペクトラム症者の感覚モダリティごとの反応様式の多様性
主 催:人文科学研究所 研究会チーム「高次脳機能の総合的理解」
要 旨:自閉スペクトラム症者(ASD)では、感覚過敏・感覚鈍麻といった刺激に対する反応様式の多様性が見られる。触覚では、振動を用いた研究が数多くなされ、ASD者の高い知覚感度が示されてきた。温覚・痛覚を対象とした研究も少数行われており、知覚の鈍麻が示唆されてきた。本講演では刺激ごとに異なるASD者の知覚特性を概観する。

季刊「公認心理師」に掲載されました。

季刊「公認心理師」(冬号第1巻第4号)に「〈学びのための連載〉心理アセスメント―神経心理学的アセスメント」が掲載されました。

「時間と言語」が刊行されました。

研究室の越智さん達との共著(分担執筆)の書籍「時間と言語」が三省堂から刊行しました。
河村 満, 越智隆太, 花塚優貴, 二村明徳, 緑川 晶(2021).第2章 時間の流れの科学──患者さんの内観からわかること, (嶋田珠巳 鍛治広真 編著)「時間と言語」, 三省堂, 東京

研修会の講師を務めました。

2021年1月24日(日)(10時00分〜12時00分)一般社団法人公認心理師協会主催、高次脳機能障害支援のための神経心理アセスメント研修会で「神経心理学的アセスメントの実際」(Web開催)の講師を務めました。

研究会で講演を行いました。

2021年1月23日(土)15時〜18時、第7回時間言語フォーラム「時間感覚の臨床研究」にて「神経心理学的アプローチから見る時間の認知や知覚の諸相」と題した講演(Web開催)を行いました。

博士学位論文の最終試験が実施されました。

研究室に所属する糸井千尋さんの博士学位(甲)請求論文の最終試験が開催されました
日  時:2021年1月12日(金)15:30~
場  所:Web会議システムにて
申  請  者:糸井 千尋氏 氏(中央大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程)
論文題名:反復単語変形効果を用いた自閉スペクトラム症者の知覚特性に関する研究
審査委員:(主査)緑川 晶、(副査)山科 満 先生(文学部)、山口真美 先生(文学部)、柏野牧夫 先生(日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所 NTTフェロー・柏野多様脳特別研究室長)

論文が刊行されました。

東京都立駒込病院との共同研究の成果「Depression and time perspectives in patients with brain tumors: Novel measurements in the circle test」がJournal of Affective Disorders Reports誌に公開されました。
Shigemune Y, Saito S, Hiromitsu K, Hamamoto K, Ochi R, Shinoura N, Yamada R, Midorikawa A. Depression and time perspectives in patients with brain tumors: Novel measurements in the Circle Test. Journal of Affective Disorders Reports. 2021 Jan 12:100084.

論文が刊行されました。

西多賀病院と京都大学との共同研究の成果「Intrinsic motivation in patients with Parkinson’s disease: a neuropsychological investigation of curiosity using dopamine transporter imaging」がNeurological Sciences 誌に公開されました。
Shigemune Y, Kawasaki I, Midorikawa A, Baba T, Takeda A, Abe N. Intrinsic motivation in patients with Parkinson’s disease: a neuropsychological investigation of curiosity using dopamine transporter imaging. Neurol Sci. 2021 Jan 7. doi: 10.1007/s10072-020-04968-4. Epub ahead of print. PMID: 33411194.

研修会の講師を務めました。

2020年12月12日(土)(14時00分〜16時30分)一般社団法人日本臨床心理士会主催、第14回障害の理解と支援に関する総合研修会で「神経心理学的な理解とは」(Web開催)の講師を務めました。

公開研究会を開催しました。

2020年9月18日(金)13:00-14:30にWEB会議システムを用いて、以下の研究会を開催しました。
演 者:佐藤 弥 氏(理化学研究所ロボティクスプロジェクト心理プロセス研究チーム)
演 題:表情知覚:心理・神経メカニズムと非定型パタン
主 催:人文科学研究所 研究会チーム「高次脳機能の総合的理解」